日本繊維機械学会の講演会に弊社エコログ副社長の田邉が登壇しました!

2023年7月28日(金)に大阪科学技術センターにて、「一般社団法人日本繊維機械学会 繊維リサイクル技術研究会 設立22周年総会・記念講演会(第147回情報交換会)」が開催されました。

当講演会に、弊社エコログ副社長の田邉が登壇しましたので、当日の様子も含めご紹介したいと思います。

講演会と当日の様子

当講演会は、「繊維リサイクルの鍵を握る判別、分別、分離技術の最前線」と題して、弊社を含めた3社が登壇しました。
当日、講演会場には続々と参加者が来場し、会場は最終的に満員御礼!

なんと、来場・オンライン含め160名以上もの方々が参加されました。
(来場60名以上、オンラインでは100名以上)

昨今のリサイクルへの関心の高さをとても感じました。

講演内容について

弊社田邉の講演は、「サーキュラーエコノミーの実践と綿/ポリエステルを中心とする分離/分解技術」というテーマで、お話をさせていただきました。

具体的には、弊社の会社概要や取り組みをはじめ、

  • バイオテク・リサイクル
  • 酵素分解の昔と今
  • 微生物分解法(昔の分解法)
  • 酵素分解法(今の分解法)

など、酵素分解や技術を中心とした内容で講演させていただきました。

昨今のリサイクルへの関心の高まっているものの、酵素のコストが高いため、なかなか実現が難しいのが現状です。
ですが、弊社は独自の素晴らしい技術を持っていると自負しております。

近い将来、協力企業様・団体様が増え、コストダウンされ有効利用されることを望みます。

講演を終えて副社長田邊の感想

当講演では、弊社を含めた3社が登壇させていただきましたが、どの講演も繊維リサイクル技術には欠かせない最先端の内容でした。

衣料品を中心とした繊維製品は、素材が複雑多岐に渡っているため、どうしても事前の判別・分別等に手間がかかってしまいますが、再生原料の品質を考えた場合、非常に重要な工程です。

そのような中で、今回の講演での最新技術は、弊社としても非常に参考になりました。

また、弊社が約25年前から技術開発してきた酵素法による分離・分解技術が最近注目されていることもあり、改めて高効率化し、コストダウンに向けた技術開発が急務と感じました。

今後も、分離分解の実用的な利用に向けて、コストダウンをはかるための継続した研究開発の強化に取り組んで参ります!

まとめ

今回の講演会を通して、SDGsや環境への取り組み、リサイクルへの関心がとても高まっていることを改めて感じました。
サーキュラーエコノミーの実現を目指して、持続可能な社会に向けて技術開発に取り組み、サーキュラーエコノミーを実現するサービスを展開して参ります。

最後になりましたが、参加された皆さま、ご視聴誠にありがとうございました。